青森市の中心部、閑静な住宅街の一角に、「ヤマシン宿屋Araya(あらや)」という小さな宿があります。
宿を営むのは、青森の自然を案内するネイチャーガイドの神 美代子(じん みよこ)さん。
神さんとは、ノルディックウォークをきっかけに知り合いました。そのころ、神さんはすでにガイドとして活動していて、青森の自然のことを本当にいろいろと教えてもらいました。
ネイチャーガイドが迎える、青森市のオールインクルーシブの宿
Arayaのいちばんの特徴は、青森を知り尽くしたガイドが、旅のはじめから終わりまで案内してくれること。
予約をしてから宿に着くまでの間に、神さんたちがゲストとやり取りをして、どんな青森を体験したいかを一緒に考えてくれます。だから、着いてから「どこに行こう」「何をしよう」と迷う必要がありません。
建物は、昭和の懐かしい実家のような空間。2階の3つの客室には「白神」「八甲田」「奥入瀬」と、ガイドが案内するフィールドの名前がついています。
訪れてみて感じたのは、アットホームなおもてなしでした。旅先の宿というより、親戚の家に帰ってきたような、ほっとする温かさがあります。
奥入瀬・八甲田・白神へ。季節ごとの青森の自然ガイドツアー
Arayaでは、宿に泊まらない人向けのガイドツアーも用意されています。
季節ごとに、こんなネイチャーツアーがあります。
- 奥入瀬渓流ウォーク(春〜秋):3km・7km・9kmから選べる、ガイドと歩く奥入瀬渓流
- 白神山地・十二湖ネイチャーツアー(春〜秋):世界自然遺産・白神山地の、青池で知られる十二湖をめぐる
- 蔦の森と沼めぐり(春〜秋):蔦温泉の歴史にふれながら、巨木の森と蔦沼を歩く
- 八甲田ハイキング(春〜秋):ロープウェーで登り、高山植物を見ながら歩く
- 八甲田 樹氷スノーシュー(冬):厳冬期の八甲田に現れる樹氷を見に行く
- 青森ねぶたのシティーツアー(夏前の期間限定):ねぶたの山車づくりを間近で見る
山道や雪道を運転しなくていい、無料送迎付きのツアーが多いのも安心できるところです。
奥入瀬渓流を歩くと、水の音と森の空気に包まれて、マイナスイオンをたっぷり感じられます。
そして、神さんのガイドで歩くと、季節ごとの植物のことを、とても詳しく教えてもらえます。ひとりで歩けば見過ごしてしまう小さな花や木々にも、それぞれに名前と物語があることに気づかされます。
ネイチャーガイド・神美代子さんという人
神さんは、ガイド歴5年。栄養士の資格を持ち、全日本ノルディックウォーク連盟の上級指導員、奥入瀬渓流ガイド育成講座の修了など、自然と、人の体の両方を知るガイドさんです。
今もガイドチームで研修を重ね、白神や奥入瀬の自然、地元の食べ物のことを学び続けています。
そして何より、気さくな方で、すぐに親しくなれること。初めて会う人でも、いつの間にか笑顔になって、青森の話に花が咲いています。
青森の自然を、まるごと案内してくれる宿
奥入瀬、八甲田、白神。青森の自然を、季節ごとに網羅しているのがArayaです。
青森に旅行に来る人や、青森をもっと深く知りたい人に、わたしはまずArayaをすすめたいと思っています。
宿屋Araya(あらや)の基本情報
場所:青森県青森市中央(青森駅からバスで約10分)
ホームページ:yadoya-araya.aomori.jp
インスタグラム:@yadoya_araya